看護師転職サイトおすすめ3選【精神科ナースが調べてみた】
転職を考えたとき、まず気になるのが転職サイトではないでしょうか。
この記事では、担当者がついてサポートしてくれる「エージェント型」の転職サイトを3つご紹介します。自分で求人を探して応募する「求人検索型」とは異なり、面接調整や条件交渉まで代行してくれるタイプです。
「どこが良いのか」「本当に使えるのか」「登録したら電話がしつこいって聞くけど…」
そんな疑問、正直ありますよね。
私自身は、信頼できる友人の紹介で今の精神科病院に転職しました。転職エージェントは使っていません。
ただ、妻は介護職への転職でエージェントを実際に使った経験があります。介護福祉士として20年以上のキャリアを持ち、グループホームの管理者も経験した妻が、リアルに感じたことを教えてくれました。
この記事では、転職サイトで分かること・分からないことを正直に書きます。華やかなメリットだけでなく、使って感じた不満も包み隠さずお伝えします。
あなたの転職の判断材料に、少しでもなれれば嬉しいです。
転職サイトを使うメリット【妻の体験談】
転職サイトを使って、妻が実際に感じたメリットをお伝えします。
施設の情報を教えてくれる
応募前に、その施設がどんな職場かを教えてくれます。公式サイトには載っていない情報も提供してくれるため、「どんな職場か分からないまま応募する」という不安が減りました。
面接・見学の予約を代行してくれる
本来であれば自分で電話をかけ、見学や面接の予約を入れなければなりません。エージェントを使えば、その手間を代わりにやってくれます。しかも、面接の場では担当者がすでに自分のプロフィールを先方に伝えてくれているため、「一から自己紹介」という必要がありません。
給与交渉をしてくれる
自分では聞きにくい給与面の交渉も、エージェントが間に入ってやってくれます。「お金のことを直接聞くのは気まずい」と感じる方には、特にありがたいサポートです。
断られた理由を教えてくれる
自分で応募した場合、不採用になっても理由は教えてもらえないことがほとんどです。でも、エージェントを通じていれば、断られた理由を教えてもらえることがあります。次の転職活動に活かせるのは、大きなメリットです。
転職サイトでは分からないこと【これが本音】
メリットをお伝えしましたが、正直に言うと、転職サイトでも分からないことがあります。
人間関係は、聞いても分からない
転職で一番気になるのが人間関係ではないでしょうか。エージェントに聞いても、「雰囲気が良いと聞いています」という答えが返ってくるだけです。実際のところは、働いてみないと分かりません。
トップ(院長・施設長)の人物像
職場の空気は、トップの考え方や人柄に大きく左右されます。しかし、見学や面接だけでその人物像を掴むのは難しいです。エージェントに聞いても、表面的な情報しか得られないのが現実です。
職場の空気感は、働いてみないと分からない
条件面はネットの求人情報や面接である程度分かります。しかし、「この職場が自分に合っているか」という感覚は、実際に働いてみて初めて分かるものです。
結局、一番信頼できる情報は「人の口コミ」
実際にその職場で働いている人、または働いていた人からの生の声が、最も信頼できる情報です。転職サイトの口コミ欄をみんなが熱心に見るのは、そういう理由からだと思います。
転職サイトのデメリット【使って感じた不満】
メリットがある一方で、使ってみて感じた不満も正直にお伝えします。
忙しいときに電話がかかってくる
仕事の合間や休憩中に電話がかかってくることがあります。「今は対応できない…」というタイミングでも容赦なくかかってくるのは、正直しんどいです。
「どうでしょうか?」と急かされる感覚
担当者から「その後いかがでしょうか?」と確認の連絡が来ることがあります。親切心からだとは分かっていても、急かされているような感覚になることがあります。
エージェントが多すぎて、どこが良いか分からない
看護師向けの転職サイトは数多くあります。「結局どこが自分に合っているのか」が分からず、迷ってしまうのも本音です。
【妻のエピソード】自分で動いた結果、理由も分からず終わった
妻はエージェントに依頼しながら、並行して自分でも別の施設に連絡を取り、見学・面接まで進みました。
介護福祉士として20年以上のキャリアを持ち、グループホームの管理者経験もあり、ユニットリーダー研修も修了している。それだけの経歴があっても、結果はお断りでした。
しかも、理由は教えてもらえませんでした。
おそらく「土日祝日休み希望(子育てのため)」が原因だったのではと推測していますが、確認する術がありません。もやもやが残ったまま、次に活かすことも難しい。徒労感だけが残りました。
エージェントを使っていれば、断られた理由を教えてもらえたかもしれません。伴走してくれる人がいることの心強さは、使ってみて初めて分かるものです。
看護師転職サイトおすすめ3選【精神科ナースが調べてみた】
ここからは、私が実際に調べた3つの転職サイトをご紹介します。「どこが自分に合っているか分からない」という方のために、タイプ別に整理しました。
① レバウェル看護(旧看護のお仕事)
こんな人におすすめ
- LINEで気軽に相談したい人
- 職場の内側情報を事前に知りたい人
- 専任担当者にしっかりサポートしてほしい人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 求人数 | 約12万件 |
| 対応エリア | 全国 |
| 相談方法 | 電話・LINE |
最大の特徴は、職場の内側情報が分かる点です。求人票には載っていないリアルな職場環境を事前に知ることができます。また、電話だけでなくLINEでも相談できるため、勤務中や隙間時間に連絡しやすいのも魅力です。「職場の雰囲気を少しでも知ってから応募したい」という方に向いています。
② ナースではたらこ
こんな人におすすめ
- 病院以外(施設・訪問看護・企業)も視野に入れている人
- 介護経験を持つ看護師が介護と看護を活かせる職場を探している人
- 地域密着の求人を探している人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 求人数 | 非公開求人あり |
| 対応エリア | 全国 |
| 相談方法 | 電話 |
病院以外の求人が充実しているのが特徴です。介護施設・訪問看護・企業など、「病院以外の働き方」を探している方に特に向いています。介護経験を持つ看護師が「介護と看護の両方を活かせる職場」を探すときにも使いやすいサービスです。
▼ナースJJで転職先の口コミをチェックする
③ ナース専科転職(旧ナース人材バンク)
こんな人におすすめ
- とにかく多くの求人から選びたい人
- 地域専任の担当者に伴走してほしい人
- 履歴書添削・面接対策まで手厚くサポートしてほしい人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 求人数 | 約14〜20万件(業界最大級) |
| 対応エリア | 全国 |
| 相談方法 | 電話 |
2005年開設の老舗サービスで、求人数は業界最大級です。地域専任のキャリアパートナーがつくため、「自分の地域の求人事情に詳しい担当者に相談したい」という方に向いています。履歴書の添削や面接対策まで対応してくれるため、転職活動に不慣れな方にも安心です。
結局どれを選べばいいの?【私の正直な結論】
目的別にまとめるとこうなります。
- LINEで気軽に相談したい・職場の内側情報が欲しい → レバウェル看護
- 病院以外も視野に入れたい・介護経験を活かしたい → ナースではたらこ
- とにかく求人数重視・手厚いサポートが欲しい → ナース専科転職
複数登録した方がいい?
「複数登録した方が良い」とよく言われますが、私だったら正直しんどいと思います。
複数のエージェントから同時に連絡が来て、それぞれに対応するのは、働きながらの転職活動では現実的ではありません。
まず一つに絞って話を聞いてみる。自分に合わなければ次を探す。それで十分だと思います。
まとめ
転職サイトは、うまく使えば心強い味方になります。
面倒な手続きを代行してくれて、給与交渉もしてくれて、断られた理由まで教えてくれる。自分一人で動くよりも、確実に効率よく転職活動を進められます。
ただ、正直に言うと、転職サイトで分かることには限界があります。
人間関係、職場の空気感、トップの人物像。一番知りたいことは、働いてみないと分からないのが現実です。
だからこそ、もし転職先で働いている知人や友人がいれば、その人の生の声を大切にしてください。転職サイトの情報と、リアルな口コミを組み合わせるのが、後悔しない転職への近道だと思います。
あなたの転職が、自分らしい働き方につながりますように。